2009年11月19日
あこがれの女性
モテない女性のダメな部分ランキング家事も「嫌い」というよりは好きな方がうれしい。文句だって、言わせないくらいこっちが頑張ればいい。冷たい女性であっても、ときおり優しさを見せてくれたらそれでいい。でもね、部屋が汚いのはぜんぜんダメだね。どんなに素敵な服を着てても、どんなに化粧や髪型がキレイでも、どんなに頭がキレても、部屋が汚い時点でさようならです。女性として見ることができません。むかーーーーーし、むかし。家電量販店に勤めていたときのこと。すごーーーくキレイな看護師さんが買い物に来てくれました。ほかの男性店員も憧れているくらいの女性です。白衣の天使&笑顔のビーナス&手入れされたルックス。ある日、テレビを購入してくれました。テレビはオレの分野です。喜んで設置に行きました。どんよりと暗い部屋です。空気もかなりダークサイドです。怨念がおんねん。足下には見ちゃいけないような下着が、オレの足をからませようとする罠のようにいっぱい落ちてます。おまけに、テーブルの上に置かれた灰皿には雨上がりのタケノコのようにタバコの吸い殻が高く積み上げられています。「何かの願掛け? それとも悪魔召還の儀式?」100万年の淡い恋心が一瞬にしてしぼんでしまいました。2年後、街で彼女とすれ違いました。子連れでした。化粧っけのない顔にはうっすらとヒゲが見え、体重も百貫くらい増えてます。おまけに、すれ違ってからしばらくの間、オレのカラダには彼女に染み付いたニコチン臭がつきまとってきました。本性は細部に潜む。メッキはいつか必ずはがれ落ちる。キレイな人には些細なところも女性であってほしいと思うようになった瞬間でした。コンビニのバイトでキレイな女性がタバコを買うたび、あの看護師のことを思い出します。